ヤフーは11月25日、ユーザーが使いたいアプリを自由に選んでYahoo! JAPAN上で利用できるサービス「Yahoo!アプリ」を提供開始した。同日付で10種類のアプリを提供する。Yahoo!アプリを利用するにはYahoo! JAPAN IDを取得する必要がある。
サービス公開時に利用できるのはMy Yahoo!上のみだが、2011年春以降はアプリのカテゴリにあわせたYahoo!サービス上にもアプリが表示され、各サービスと連携する予定。携帯電話、スマートフォン向けサービスも2011年春に提供する。
これに合わせて、開発パートナー企業がアプリを販売できる「Yahoo!アプリケーションプラットフォーム」(YAP)を提供する。パートナー企業はプラットフォームに自社のアプリを掲載でき、有料アプリを販売することも可能。現在は特定のパートナーに限定されているが、2011年春には「Yahoo!デベロッパーネットワーク」などを通して誰でもアプリが掲載できるようになるという。
さらに、地域や生活の情報を集約した「Yahoo!オープンローカルプラットフォーム」(YOLP)も公開した。パートナー企業が自社で開発したサービスを、他のパートナー企業や一般消費者向けにも公開できる。サービス公開時は、地域や生活の情報を手軽にやりとりできる「YOLPカセットギャラリー」と、地域や生活の情報をウェブサイトに実装できるAPI群を公開している。
「YOLPカセットギャラリー」は、店舗、イベント、口コミ情報など地域や生活に関する情報を誰でもアップロード、ダウンロードできるサービス。ダウンロードしたデータコードをサイトにはりつけるだけで、拠点リストや地図、検索窓などをウェブサイトに実装できる。またこれまで、「Yahoo!デベロッパーネットワーク」上で提供してきた、地図APIに加え「ローカルサーチ」、「店舗名寄せ」のAPIを公開。従来のAPIも機能強化した。
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