日本インフォア・グローバル・ソリューションズ(日本インフォア)は11月25日、統合ERPの包括的なソリューションパッケージ「Infor ERP SyteLine短期導入パッケージ」を同日より販売すると発表した。海外での本格的なビジネス展開を目指し、ERPの導入を検討する中堅、中小の製造業ユーザーが、統合ERP製品を低価格で短期導入することが可能になるという。
Infor ERP SyteLineは、グローバルビジネスを推進する中堅、中小製造業向けの統合ERP製品。受注生産から大量生産まで多様な生産形態に対応し、生産計画、管理といった実行系業務のほか、CRMも含んだ包括的な機能を提供する。
今回販売が開始された短期導入パッケージでは、6カ月の導入コンサルテーションと初年度の保守を標準で備える。これにより、同製品の短期導入が可能だとしている。日本インフォアによれば、同パッケージの価格は、従来製品の約2分の1、業界平均の価格水準比では3分の1以下になるとしている。また、アジア地域では中国をはじめシンガポール、タイ、インドなど様々な国や地域にあるインフォアの拠点で、案件ごとにグローバル規模でのサポートを行うという。
Infor ERP SyteLine短期導入パッケージの提供価格は、20指名ユーザーライセンスで2980万円から。SaaS型の場合、利用料は1ユーザーあたり月額1万2900円からとなる。
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