「ライフハック」という言葉を聞いて、どのような物だと考えるだろうか。仕事や生活に役立つ便利なワザ、という認識はあるだろう。では、ライフハックはどうして役に立つのか、また、どのように自分で取り入れるのが良いのか。本書でそれを知る事ができる。
著者は、ライフハックとは「自分の行動を少しだけ改善する習慣」であり、「心理学的な根拠に基づいているテクニックだ」という。そして行動を継続して改善できるライフハックを、心理学的な説明を交えたり、効果を裏付ける例を挙げたりしながら紹介している。「なぜこのライフハックが効くのか」という理由をきちんと知ると、やみくもに実行するよりも効果が確認しやすくなり、継続しやすくなる。
本書に取り上げられているのは、小手先の技などではなく、どうしようもなく困った時にやってみると良い事や、孤独感を和らげる方法など、不安になっている時に、本当に役立つアドバイスだ。漠然とした不安を抱えて、何から改善すれば良いのか分からない人には、特にお勧めする。
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