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グループウェアの利用ログでメンタルヘルス対策--ARMとサイボウズ総研がサービス提供

ZDNet Japan Staff2010年11月15日 16時33分
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 アドバンテッジ リスク マネジメント(ARM)とサイボウズ総合研究所(サイボウズ総研)は11月15日、クラウド型グループウェア「サイボウズ ガルーンSaaS(ガルーンSaaS)」を活用したメンタルヘルス対策の新サービス「ワークスタイルアナライザー for ガルーン(仮称)」を提供することで合意したと発表した。同日より、ガルーンSaaSのユーザー向けに販売を開始している。

 新サービスは、通常業務で頻繁に利用されているグループウェアの出退勤データやスケジュールデータ、メールや掲示板へのアクセス時間や頻度の変化を利用ログなどで集計して分析を行い、従業員のストレス状態の変化を察知するものという。

 メンタルヘルス対策としての異変の早期発見、早期対応にあたっては、職場のマネジメントを担う管理職の役割が重要だが、グローバル化やフラット化、コンプライアンス対応といった管理業務の増大で多忙となり、その役割を果たすことは容易ではなくなっているという。同サービスでは、従業員の労働時間や遅刻欠勤などの勤怠情報や、メール処理などの業務遂行状況などからわかるメンタル不調のサインを可視化することで、管理職の対応をサポートするとしている。

 従業員の精神疾患やストレスによる不調の予兆を察知するために利用するログデータとしては、出勤退勤時刻、実質労働時間、スケジュールの件数、業務タイプ別の時間などが用いられる。また、メール対応や送受信処理の情報を利用することも検討中という。

 これらのデータから、各従業員の業務負荷を推定し、要対応の従業員に対してはセルフケアを促すとともに、管理職への報告を行う。そのほか、企業から必要な情報を取得し、年度ごとに分析レポートを行い、ワークスタイルとストレス、休職の関係と解決策の提案などについてコンサルティングも行う。オプションとして、セルフケアのためのEランニング、カウンセリングの受診勧奨、医療機関紹介なども提供する。

 同サービスの価格は、年間100万円より。

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