BS-TBSと電通、モバイルファクトリーは11月12日、BS-TBSのドラマシリーズ「ケータイ刑事シリーズ」の「ケータイ刑事 銭形結」と連動したソーシャルゲームをディー・エヌ・エー(DeNA)の運営するソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「モバゲータウン」にて提供したと発表した。
ケータイ刑事は女子高生刑事がさまざまな事件を解決していく人気ドラマシリーズ。12月4日より放送するケータイ刑事 銭形結はその第8作目。銭形結役は、ファッションモデルで女優の岡本杏理さんが演じる。
ソーシャルゲームでは、ユーザーはほかのユーザーとコンビを組み、毎週月曜日から木曜日の間にゲーム内で事件を捜査。その結果得た証拠をもとに、金曜日に犯人とのバトルを行う。番組の初回放送前の11月29日からは、実際に放送されるエピソードに沿って起こる事件をユーザーが解決していくことになる。2月公開予定の映画作品とも連動を予定している。
民放局とモバイル企業が連携してドラマ連動型のソーシャルゲームを提供するのは、両社によると世界初の試みだという。BS-TBS編成本部部長・総括プロデューサーの丹羽多聞アンドリウ氏は「ケータイやゲームに(テレビの)お客を取られる中、このような取り組みでWIN-WINになっていけば」とコメント。またソーシャルゲームを提供するモバイルファクトリー代表取締役の宮嶌裕二氏は「ケータイ刑事というメジャーブランドで、ゲームとドラマのユーザーを融合させる。またアイテム課金による放送外収入の仕組みを作る。まずは100万ユーザーを目指す」と語っている。
このほかケータイ刑事 銭形結では、番組ポスターに写った岡本さんのピースサインを撮影することで、番組の予告やスペシャルコンテンツを閲覧できるAndroidアプリを提供する。また、シリーズ200回記念となる第4話では3Dフォトモーフィングを使ったドラマを放送する予定だ。
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