ソニーは11月4日、「ウォークマン」の販促キャンペーンとして、渋谷の3面ビジョンなどを使った「キミの知らない音 project」をスタートした。
宣伝キャラクターには、YUI、清水翔太、JASMINEという3人のアーティストを起用。それぞれのアーティストが「いい音」を求めて活動し、その中から新楽曲を制作していくという。
渋谷の3面ビジョンでは、1面に1アーティストが登場し、声をチューニングする様子が映し出される。3面同時に流される映像は、最後に3人のハーモニーになるという仕掛けだ。
このほか、11月7日にTBSで放送される「世界遺産」で150秒のスペシャルCMをこの日限定で放映するほか、3アーティストが制作した新楽曲を披露するライブイベント「Live in the Dark」などが企画されている。
ソニーでは「今の10代はCDを買わなくなってきており、音質に対するこだわりが少なくなってきた。この状況をアーティストも危惧しており、作った音を少しでもいい音で聞いてほしいという思いがある。10代にとってのいい音とは何か?と考えたときに、リスペクトするアーティストの音をそのまま聴くことだろうと思った。そこで、音にかける思いを反映した曲作りを10代から多くの支持を集める、YUI、清水翔太、JASMINEの3アーティストにお願いした」と今回のプロジェクトの経緯を話した。
キャンペーンサイト「Play You.」では、プロジェクトのスタートから楽曲が発表されるまでの活動の様子を随時公開していくとのこと。ソニーでは、今回のプロジェクトを通して、ウォークマンのシェア拡大を目指す。
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