パナソニックは11月4日、米国の自動車メーカーであるテスラモーターズに3000万ドルを出資すると発表した。電気自動車(EV)向け電池事業における協力関係を強化する方針だ。
すでにテスラモーターズとパナソニックは、EV用の次世代リチウムイオン電池の共同開発や、テスラ製の電池パックにパナソニックのリチウムイオン電池を搭載するなど、協力関係を築いている。今後は、現在複数の電池メーカーから供給を受け製造している電池パックの優先サプライヤーにパナソニックを位置づけるとしている。
テスラモーターズがほかの自動車メーカー向けにも製造しているEVパワートレイン(電池パック、充電器、インバーター、モーターなどのEV駆動システム)に関しては、パナソニックの電池を搭載したテスラ製電池パックを、共同マーケティングし、販売していくことについても合意したとしている。
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