NPD Groupは、2010年のホリデーシーズンにおけるデジタル製品の売り上げは1%から3%減少する見込みだと述べた。
NPD Groupの業界分析担当バイスプレジデント、Stephen Baker氏は米国時間10月26日、米CNETの取材に対し、「2009年の販売台数は、30%、40%、あるいは50%増えた。テレビ(の売り上げ)は25%増えた。人々が持っているものは比較的新しく、特に、技術が数年前の状況から目立った進歩をしていないなか、(2010年は)新しいものを買う必要がない」と述べている。
Baker氏はまた、NPD Groupのブログ記事で、製品の価格が比較的安定しており、大幅な値下げ競争が見込めないと指摘している。ホリデーシーズンには消費者は20%から25%の値引きを期待するようになっているが、同氏によれば、2010年の値引き幅は5%ほどになるという。
さらにBaker氏は、2010年は新しい「なくてはならない」製品カテゴリがないと説明している。「iPad」は人気を集めているが、iPadを含めたタブレットの売り上げは全体の売り上げに影響を与えるほど大きくないという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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