FacebookのCEO、プライバシー問題で米議員から質問状

文:Declan McCullagh(CNET News) 翻訳校正:川村インターナショナル2010年10月21日 14時33分
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 Facebookの最高経営責任者(CEO)のMark Zuckerberg氏は再び、ワシントンの政治家からのプライバシーに関する質問に対処せざるを得なくなっている。

 米下院の有力議員2人が今週、Zuckerberg氏に送った書簡の中で、最近発生した同社のプライバシー侵害問題について回答を求めた。この問題は、個人を特定できる情報を、サードパーティーアプリケーションが収集できる状態になっていたというものだ。

 大人気ゲーム「FarmVille」を制作するZyngaなど、問題のサードパーティー企業の一部は、Facebookの利用規約に違反して、データを広告主や調査会社などに販売していたとされているが、米CNETが指摘したように、Facebookがこれを把握していたかどうかは不明だ。この問題は、The Wall Street Journal(WSJ)が米国時間10月18日に報じている

 Zuckerberg氏に質問状を送ったのは、Ed Markey下院議員(民主党、マサチューセッツ州選出)とJoe Barton下院議員(共和党、テキサス州選出)だ。両議員は、「Facebookは、故意または過失によるプライバシー侵害からユーザーを守るために、サードパーティーアプリケーションに対してどのようなガイドラインを設けているのか」、また「Facebook社内で、サードパーティーアプリケーションがFacebookの諸条件を満たしていることに責任を負っている者、あるいはその確認を行っている担当者は誰か」など、18項目の質問を送付している。

 両議員は27日までの回答を求めている。通常はこれに続いて、委員長がZuckerberg氏に対し、議会委員会に招致してテレビカメラの前で何時間も質問攻めにすると警告することが考えられる。しかし下院は、9月下旬から次の選挙のために休会している。

 一方Facebookは、喜んで質問に答えるとしている。

 同社の広報担当者のAndrew Noyes氏は次のように述べている。「われわれは、WSJの記事から生じた混乱に対処したいと思っており、Markey議員とBarton議員のいかなる質問にも答えて、両議員に協力したいと考えている。Facebookは、友人との有意義なソーシャルエクスペリエンスを提供すると同時に、個人データを保護することを約束している。引き続き、開発者など、コミュニティー内の責任ある関係者と協力して、利用規約違反へのさらなる対策を整備していくつもりだ」

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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