はてなは10月15日、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「はてなランド」のサービス終了を発表した。
はてなランドは10月1日にサービスを開始した小中学生向けの招待制SNS。「ハッピィ」と呼ぶアバターを作成して、サービス内の友人とコミュニケーションを取れるというものだった。
開始から2週間でのサービス終了について、はてなでは「ユーザーが安心して楽しめると同時に保護者が安心して子供に勧められるサービスとして運営していくため、内容を一から見直し、新たに別のサービスとして検討をしていく」という旨のコメントを発表している。はてなランドから購入したアイテム分のはてなポイントとカラースターについては、ユーザーに返却済みだという。
CNET Japanが電話取材したところ、はてなは「詳細な方法は公開できない」とした上で、当初小中学生向けにサービスのアナウンスをしたことを説明した。しかし招待制のためユーザーのコントロールができず、結果的にターゲットとしていた年齢層以外のユーザーが参加している状況となったことを示唆。「当初の目的や現状などをかんがみてサービスの終了に至った」(はてな)としている。
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