パナソニックは10月6日、創業100周年を迎える2018年に向け、環境活動に関する行動計画をまとめた「グリーンプラン2018」を策定した。CO2削減や資源の循環活用など7つの取り組みを推進していくという。
グリーンプラン2018は、パナソニックが同日から4日間、東京有明の「パナソニックセンター東京」で開催している「パナソニック エコアイディアフォーラム 2010」のオープニングセッションで発表されたもの。代表取締役社長の大坪文雄氏が登壇し説明した。
同社の創業製品であるアタッチメントプラグを手にした大坪氏は「このアタッチメントプラグには古電球の一部が再利用されている。第1号商品の中に、環境貢献と事業成長の一体化を追求する姿勢が示されている」と話した。
パナソニックが掲げた取り組みは、(1)CO2削減、(2)資源を有効活用する循環型モノづくりの追求、(3)水使用料の最小化、(4)化学物質による環境負荷の最小化、(5)生物多様性への影響把握と保全への貢献、(6)環境配慮No.1商品の売上比率を30%に拡大、(7)ステークホルダーとの協働で環境貢献を拡大――の7つ。なかでも(1)のCO2削減に関しては、2018年にエナジーシステム事業の規模を3兆円以上に拡大するとした。
グリーンプラン2018の中では、CO2削減貢献量1億2000万トン、廃棄物リサイクル率99.5%以上などの数値目標を掲げている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス