Adobeは米国時間9月20日、予定よりも少なくとも1週間早く「Flash Player」で悪用されていた深刻な脆弱性に対する修正を配布した。
同社は1週間前、この脆弱性に関する警告を発し、9月27日の週に修正をリリースすると述べていた。アドバイザリによると、攻撃者がコンピュータの制御を奪うことが可能なこの深刻な脆弱性は、「Windows」「Mac」「Linux」「Solaris」および「Android」向けの「Adobe Flash Player 10.1.82.76」以前のバージョンに影響を及ぼすという。
同脆弱性は、Windows、Mac、およびUNIX向けの「Adobe Reader 9.3.4」以前のバージョンと、WindowsおよびMac向けの「Adobe Acrobat 9.3.4」以前のバージョンにも影響を与える。Adobeは、ReaderまたはAcrobatにおけるこの脆弱性を悪用する攻撃は確認していないと述べている。
Adobeは、Windows、Macintosh、UNIX向けのAdobe Reader 9.3.4と、WindowsおよびMacintosh向けのAdobe Acrobat 9.3.4のアップデートを10月4日の週に提供する予定であると述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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