Mozilla Foundationは米国時間9月15日、「Firefox」の新バージョン「Firefox 3.6.10」と「Firefox 3.5.13」をリリースした。ブラウザが起動中に突然クラッシュする問題に対応している。
Mozillaは1週間ほど前に1つ前のバージョンである「Firefox 3.6.9」と「Firefox 3.5.12」をリリースしたが、バグが見つかったためダウンロード提供を中止していた。
この問題は、リリース前のテスト版では特に目立って表面化していなかったと、Mozillaのリリース担当マネージャーを務めるChristian Legnitto氏はバグに関するコメントの中で述べた。
「この問題が『3.6.9pre』あるいは『3.5.12pre』でクラッシュの上位300件に現れていないのは興味深い」とLegnitto氏は書いている。だが同氏は、その後のコメントで次のように述べた。「このクラッシュは突然増えたが、Firefox 3.6.xの『クラッシュ発生率』は全体としてまったく増加していない。このクラッシュは1日に約1000回ということで、日々のアクティブユーザー数からすると、割合としてはわずかなものだ」
「これは起動中のクラッシュで、ユーザーがFirefoxの使用を一切やめてしまうことになりかねないため、われわれはすぐに修正版をリリースする必要があると感じた」と、Legnitto氏は続けて書いている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果