ソニーは9月15日、ウォークマンドックコンポとして、ウォークマンとDVD/CD、USBメモリ、メモリカードの再生に対応したオールインワンモデル「CMT-L7D」と、CDの音楽をウォークマンへ録音可能な「NAS-V5」の2機種を発表した。
また、あわせてウォークマンドックスピーカーとして、本体正面のグラフィックシートを着せ替えられる「RDP-NWSK8」、コンパクトサイズの「RDP-NWD300」、防水仕様の「RDP-NWR100」の3機種も発表した。全機種発売は10月9日。ウォークマンとつないで音楽を再生できる「WM-PORT」を搭載する。
CMT-L7Dは、フルデジタルアンプ「S-Master」を搭載し、小音量から大音量まで、臨場感あるサウンドを再生するとしている。音声信号をフルデジタル処理することで音の歪みを抑えたという。
本体には9型の液晶ディスプレイを装備。ウォークマンやCD、DVD、ラジオ放送などの音源と、メモリカードやUSBメモリなどに記録された静止画を同時に再生できる。静止画は、さまざまなエフェクトによってフォトフレームのように表示することも可能だ。市場想定価格は5万円前後。
NAS-V5は、デジタルアンプ「S-Master」と、高精度32ビットDSPの搭載により、豊かな低音と伸びやかな中高音を再現するとのこと。
有線、無線LANに対応し、インターネットに接続すればCDのタイトル情報を自動で取得できる。本体天面のワンタッチボタンを押すだけで、CDの音楽をタイトル付きでウォークマンへ録音できる。
すでにピンクとブラックモデルが発売されているが、新色としてホワイトを追加する。市場想定価格は4万円前後。
ウォークマンドックスピーカーRDP-NWSK8は、「同軸2ウェイスピーカー」を採用し、低音から高音までを豊かに表現するとしている。
本体前面は、グラフィックシートによる着せ替えが可能。4種類のグラフィックシートを同梱するほか、無地のフリースタイルシートに好みのデザインを描きこんだり、好きな写真やポスターなどを使ってオリジナルのグラフィックシートも作成できる。市場想定価格は2万円前後となる。
RDP-NWD300は、新開発の電流駆動システム「iFS(Intensity-of-current Feedback System)テクノロジー」により、コンパクトボディながら聴き応えのあるサウンドを再生するとしている。各部の構造の工夫や音響パーツの使用により、筐体の不要な振動を徹底的に排除。電気的な補正をせず、音源の持つ音楽性を引き出すという。
また、USBケーブルでドックスピーカーとPCを接続すれば、スピーカーにセットしたウォークマンに、PCから音楽を転送することが可能だ。
本体カラーはブラック、ホワイト、ピンクの3色。側面から背面にかけてシームレスにつながるデザインを採用した。市場想定価格は1万円前後。
RDP-NWR100は、JIS防水保護等級IPX4とIPX7相当の防水仕様を施した、防水スピーカーだ。
デジタルアンプや口径40mmのスピーカーユニットなどにより、コンパクトなボディながら、低域が豊かな質感の良い音を実現したとしている。背面のバックルは、ウォークマンの設置や取り外しがスムーズにできるワンプッシュ開閉を採用。操作シートの上からウォークマンを操作できる。本体カラーは、ブルーとピンクの2色。市場想定価格は6000円前後となる。
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