新型Kindleの主なスペックは次の通りだ。
- 6インチ電子インクディスプレイ。
- 前機種のKindleよりも21%小さい。
- 15%軽い(8.7オンス)。
- 新型のKindle DXと同様に、画面のコントラスト比が向上している。
- ページの書き換えが高速化(われわれは若干速くなっていることを確認した。Amazonは20%高速だと主張している)。
- 組み込みの4Gバイトメモリ(約3500冊の電子書籍を保存可能)。
- 改善されたバッテリー寿命(無線を切った状態では最大1カ月)。
- 小さくなり、静かになったページ送りボタン(クリックノイズはほとんどない)。
- 本体内に封印されたバッテリーによる、最大4週間のバッテリー寿命(無線の電源がオフの状態)。
- 新しい「実験的」WebKitベースのブラウザは、(特に無線LANを使用した場合)以前のブラウザよりもよくなっている。
- 拡張された読み上げオプション。テキスト読み上げを有効にした場合、メニューの選択肢を読めなくてもKindleを操作することが可能になった。書籍の読み上げだけでなく、ホーム画面のコンテンツリスト、項目説明、メニューオプションなども読み上げるようになっている。
- 組み込みのPDFリーダー(辞書検索機能、ハイライト機能、パスワードで保護されたPDFのサポート)。
- ケースは同梱されていないが、Amazonは2種類のケースを販売しており、そのうち1つは収納可能なライトが付いて59ドル99セントとなっている。
Amazonの主な目標の1つは、明らかにデバイスをより小さくしてポケットや鞄に入れやすくすることで、ユーザーにKindleを日常的な道具であり、常に持ち運ぶものだと考えてもらうことだろう。Amazonは確かにこの目標を達成しており、このデバイスは(少なくともケースなしで持った場合には)より軽く、より手に馴染むものになっており、楽に長時間持ち続けることができる。
新型Kindleは従来型に比べ21%小さく、15%軽い。
Kindleは読書以外にもいくつかの機能を持っているが、Amazonは注意深くこのデバイスを「読書のために作られたデバイス」であると売り出しており、電子インクの画面の代わりにタッチスクリーンの液晶画面を持つ多機能なAppleのiPadとは差別化している。