パナソニックは9月2日、頑丈設計のモバイルノートPC「TOUGHBOOK(タフブック)」の新モデルとなる、「TOUGHBOOK 31」(CF-31)を11月18日に、「TOUGHBOOK 19」(CF-19)を9月3日に発売すると発表した。価格はCF-31が45万円前後、CF-19が32万円前後になる予定。
TOUGHBOOKシリーズは、堅牢モバイルPCの世界市場において2002年から8年連続シェアNo.1を維持しているという。「パナソニックではモバイルPCにおいて、7つのこだわり(屋外視認性、セキュリティ、放熱、ワイヤレス、軽量、長時間駆動、堅牢性)を持っている。今回はこれらに高性能を加えていく」(AVCネットワークス社 システム事業グループ ITプロダクツビジネスユニット 市場開発グループ グループマネージャー 島田伊三男氏)
従来製品に高性能のCPUを搭載するには熱対策が不可欠だったが、放熱ファンを設置すると頑丈さが低下してしまうという課題があった。
CF-31は、パナソニックが独自に開発した防滴ファンにより、両立が困難だった頑丈さと高性能を同時に実現したモデル。ジェット水流や粉塵にも耐えられる保護方式「IP65」に準拠し、120cm落下試験もクリアしている。13.1型のTFTカラー液晶(1024×768ピクセル)を採用し、標準電圧版のCPU インテル Core i5-520M vProプロセッサー(2.40GHz)を搭載した。駆動時間は約12時間。
CF-19は、IP65に準拠し90cmからの落下にも耐えられるモデル。10.4型のTFTカラー液晶(1024×768ピクセル)を採用し、超低電圧版インテル Core i5-540UM(1.20GHz)を搭載した。駆動時間は約10時間。
両モデルともに、OSにWindows 7 Professional 32ビット 正規版、2Gバイトメモリ、160GバイトHDDを搭載している。
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