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収入は減少しても貯蓄額は増加--理由は「漠然とした将来への不安」

新澤公介(編集部)2010年08月31日 16時11分
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 貯蓄は、特定の目的のためではなく、漠然とした将来への不安から――。インテリジェンスが8月31日に発表した、25〜34歳のビジネスパーソン5000人を対象にした貯蓄額に関する調査から、そうした実態が明らかになっている。

 調査結果によると、現在の貯蓄額について最も多かった回答は「50万円未満」で20%(前年調査時は24.5%)にのぼったという。また2009年との比較で増減をみると、「増えた」が34.2%、「減った」が25.6%と全体として貯蓄額が増加傾向にあるとしている。

2010年貯蓄額 2010年と2009年の貯蓄額

 貯蓄額が増えた理由として、「定期預金をした」(回答数565)、「投資をした」(同116)、「外食をしない」(同109)という回答が上位を占めている。インテリジェンスでは、「回答の多くに、『毎日』『毎月』というキーワードが登場しており、地道な節約の積み重ねが貯蓄を増やした」としている。

 一方で「マイホーム」や「結婚」といった“将来の目的に備えた貯蓄”に関する回答はほとんど見られなかったといい、貯蓄している人も漠然とした将来への不安に備えていると同社は分析している。

 今回の調査結果ついてインテリジェンスでは、過去の調査結果をもとに収入は減少傾向にあるものの、貯蓄額は現状維持もしくは増加している人が多く、収入とは相反する結果になったとしている。

 調査は4月21〜25日、関東と関西、東海エリア在住の正社員と契約社員の男女25〜34歳を対象にネットリサーチをもとに実施。有効回答数は5000人。

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