Ghostscriptに脆弱性--不正なファイルでDoS攻撃やコード実行の危険

 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)とJPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月25日、Artifex Softwareが提供するページ記述言語向けのインタプリタ「Ghostscript」に脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

 Ghostscript 8.71より前のバージョンには、TrueType bytecode interpreterにoff by oneエラーによってヒープが破損する脆弱性が存在する。この問題が悪用されると、細工されたTrueTypeフォントを含むドキュメントを閲覧することでサービス拒否(DoS)攻撃を受けたり、任意のコードを実行されたりする可能性がある。

 Artifex Softwareでは、この脆弱性を解消した新版を公開しており、該当するユーザーはバージョンアップするよう呼びかけている。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画広告

企画広告一覧

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]