ITホールディングスグループのネクスウェイとドリーム・アーツは8月24日、多店舗運営における本部と店舗間の情報共有とコミュニケーションを促進するSaaSソリューション「店舗matic」の最新版を発表した。8月25日より提供を開始する。同ソリューションは、ドリーム・アーツがシステムの開発と運用を行い、ネクスウェイがサービスの提供、販売を担当する。
店舗maticは、流通・小売業、飲食業をはじめとした多店舗チェーンビジネスにおける、本部と店舗間のコミュニケーションの共有基盤を提供するSaaSソリューション。多店舗チェーンビジネスに最適化された「お知らせ機能」、回答フォーム作成・集計を行う「情報回収機能」、「情報ポータル機能」、キャンペーンなどのスケジュールと売上データを表示できる「商売カレンダー機能」、「文書管理機能」等により、本部と店舗間の情報共有とコミュニケーションの質を向上させ、現場スタッフの作業負担を軽減するという。
最新版では、本部ユーザー向けの各種機能をiPhoneから利用できるようになった。また、多店舗運営の効率を高め、情報の活用と迅速な伝達を可能にする20の新機能を追加搭載しているという。これにより、外出が多いエリアマネージャーやスーパーバイザーが移動中の空き時間などに、iPhoneで承認業務や店舗状況の確認をし、店舗の作業実施状況に応じて迅速な指示やフォローを行えるほか、店舗に訪問したときの店舗からの「状況報告」の時間を短縮できるとする。モバイルの活用により、店舗スタッフが定期的にPCを閲覧する必要性を無くし、接客業務や店舗マネジメントなどに集中できるなど、スピーディーかつ付加価値の高い業務運営やコミュニケーションを実現するという。
店舗matic利用にあたっての初期費用は無料。サービス利用料は月額制となっている。価格は店舗数により異なり、500店舗の場合は1店舗あたり4200円となる。
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