プリンストンテクノロジーは8月20日、PCを使わずにデジタルデータ化できるフォトスキャナ「デジ造フォト」(PCA-PSC)、フィルムスキャナ「デジ造フィルム」(PCA-FSC)など3製品を発表した。
デジ造フォトは、本体にUSBフラッシュメモリやSDカード(SDHC 32Gバイトまで対応)、マルチメディアカードを入れておけば、取り込んだ画像データを各メディアに直接保存できるのが特長だ。大画面テレビやデジタルフォトフレームなどで取り込んだ写真を楽しむといった使い方もできる。
重さは約248g、高さ42mm×幅175mm×奥行き74mmと軽量でコンパクトなフォトスキャナだ。スキャンの対応サイズはDSC判、L判、名刺で、解像度は300dpi。保存ファイル形式はJPEGだ。スキャン速度はL判で毎分約9枚となる。
デジタルデータ化した写真を加工できる「ArcSoft MediaImpression 1.2」が付属しており、赤目除去や明るさ、色調など好みにあわせた画質調整が可能だ。読み込んだ名刺をデータベース管理できるソフトウェア「BizScanner」も付属する。8月下旬に出荷を開始予定で、定価は1万5800円。
デジ造フィルムは、写真のネガフィルムやポジフィルムをデジタルデータ化できるフィルムスキャナだ。300万画素のCMOSセンサを採用し、解像度3600dpiでスキャニングできる。フィルムカートリッジは、135フィルム用、110フィルム用、スライド用カートリッジの3種類が付属する。
写真の加工ができるよう、ArcSoft MediaImpressionR 1.2が付属している。8月下旬に出荷を開始予定で、定価は9980円。
このほかに、3.5インチSATA対応HDDケース「デジ蔵 SATA-BOX」(PEC-SB2シリーズ)を発表した。3.5インチSATA HDDをカセット感覚で使用できるのが特長で、ネジや工具を使わずにワンタッチでHDDを交換できる。
東芝製のテレビ「REGZA」やレコーダ「VARDIA」などUSBポートを搭載し、USB HDDに直接録画できる機能を持った液晶テレビやレコーダにも使用できる。8月下旬に出荷を開始予定で、定価は6480円。
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