フィッシング対策協議会は8月11日、MasterCardをかたるフィッシングメールを確認したとして、注意喚起を発表した。このメールは、「MasterCard Account Holder」「Regarding Your MasterCard」「MasterCard Alert」など英語の件名で偽サイトに誘導しようとする。
メールは本文も英語となっており、システムのアップデートに伴い新しいセキュリティ認証を導入したとして、メールに記載されているURLアドレスでユーザーアカウント情報をアップデートするよう呼びかけている。
メールに記載されるリンク先は複数確認されており、これらのサイトは8月11日15時現在も稼働中という。フィッシング対策協議会は、JPCERT コーディネーションセンターにサイト閉鎖のための調査を依頼中としている。
今回の件についてフィッシング対策協議会に8件の報告があったという。MasterCardでは、カードやカード会社、金融機関から口座や個人情報をたずねるメールを送ることは一切ないとしている。
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