Eコマース大手Amazon.comは米国時間7月22日、同社の第2四半期(4-6月期)売上高は前年同期比41%増の65億7000万ドルで、1株あたり利益は0.45ドルであったと述べた。
残念ながら、ウォール街の予測は1株あたり利益0.54ドルであった。
売上高増加の要因の1つは、人気がますます高まっている電子書籍システム「Kindle」である。これには、大ヒット商品となっている電子書籍Kindle自体と、Appleの「iPad」などの端末向けのKindleアプリケーションからもアクセス可能な電子書籍マーケットプレイスが含まれる。Amazonは今週に入り、Kindle書籍の販売数が初めてハードカバー書籍を上回ったと発表した。またAmazonは決算報告の中で、携帯端末からの売上高も年間10億ドルを超えたと述べた。
Amazonの創設者兼最高経営責任者(CEO)であるJeff Bezos氏は決算報告において、「Kindle、『Amazon Web Services』、サードパーティー販売、および小売が急速に成長している。モバイルの業績についても期待を高めている」と述べた。「モバイルコマースにおける今日の主要な端末はスマートフォンだが、ワイヤレスタブレットコンピュータという新しいカテゴリの可能性に非常に期待している。今後、タブレットコンピュータは、われわれの事業をさらに大きく促進するものとなるかもしれない」(Bezos氏)
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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