太陽光のみを動力とする飛行機「Solar Impulse HB-SIA」は、初の昼夜連続飛行を終えて、スイスの空軍基地に現地時間7月8日朝に着陸した。HB-SIAのソーラーパネルは、1万2000以上の太陽電池を使用しており、「747」型ジャンボジェットと同様の長さの両翼に設置されている。集められたエネルギーは、リチウムポリマーバッテリと、10馬力の電気モーター4基に送られる。これにより、わずか1.7トン(自動車とほぼ同じ重量)のHB-SIAは飛行が可能となる。
26時間以上の飛行を終えたパイロットのAndré Borschberg氏はこの歴史的な飛行に関し、「パイロットになって40年になるが、今回のフライトはわたしのキャリアのなかで最もすばらしいものとなった」と語った。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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