下り最大40Mbps--イー・モバイル、10月開始の次世代高速通信デモを公開

坂本純子(編集部)2010年07月06日 18時02分
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 イー・モバイルは7月6日、10月にサービス開始を予定している次世代高速通信のデモンストレーションを記者団に公開した。

  • デモ結果

 イー・モバイルは、ドコモが12月にサービス開始を予定しているLTEに先駆けて10月をめどに下り(受信)42Mbpsの高速データ通信サービスを開始する予定で、高速化技術にDC-HSDPAを用いたもの。サービス名称や料金プラン、対応端末などの詳細は未定。

 デモは商用環境を利用したもので、記者団に対して会場内でのイー・モバイルの利用を一時的に控えるよう呼びかけて行われた。下り最大40Mbpsを超える速度が出ており、予定どおり開発が進んでいることをアピールした。

  • イー・モバイルのこれまでの実績

 イー・モバイルの代表取締役社長であるエリック・ガン氏は、過去3年間の実績を振り返り、2007年に完全定額制の3.6Mbpsデータ通信の導入や7.2Mbpsの高速化、2009年7月に業界初の21Mbpsサービスを導入した実績などを説明し、モバイルデータの高速化をリードしてきたと語った。

 累計加入者も順調に伸びており、6月中に250万以上を達成したという。一方で、加入者が伸びるにつれて速度の低下も問題視されており、イー・モバイルは8月からヘビーユーザーに対する帯域制御を強化する。

 1日あたり300万パケット(336Mバイト)の利用を超えると制御の対象になるもので、「実際の対象となる人は1%を大きく割り込む」(イー・モバイル取締役副社長の阿部基成氏)という。

 トラフィックの流れを高速道路に例えながら説明し、「大容量を使う、ゆっくり走っているトラックが増えてきた。ヘビーユーザーは特別レーンを使って欲しい。10月からは車線も2倍に増やす。42Mbpsサービスの導入で重要なのは、速く走れるだけではなく既存のお客様も速い高速道路を利用できること」と説明した。

  • 混雑時の現状

  • 8月の帯域制限で交通整理をする

  • 10月のサービス開始により、より高速に

公開されたデモ
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