社団法人日本電機工業会(JEMA)が発表した5月の白物家電の国内出荷実績で、総出荷額が前年同月比の1.4%減の1618億円と3カ月ぶりにマイナスに転じたことがわかった。
JEMAの調査によると、冷蔵庫、洗濯機、掃除機など白物家電の出荷額は1618億円。前年比で2月以来の減少となった。
製品別では、冷蔵庫が前年比5.2%減の303億円で7カ月ぶりのマイナス。そのほかエアコンも同8.5%減の518億円と2カ月連続で前年の水準を下回った。
一方、好調だったのは洗濯機。台数ベースでは同14.2%増の35万5000台、金額ベースでは同11.5%増の212億円と、それぞれ5カ月、2カ月連続のプラスとなった。中でも乾燥機付きが同20.4%増の11万1000台で3カ月連続の2ケタ増を記録し、全体の5割をドラム式が占める結果となった。
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