報道によると、Googleの「Chrome OS」が2010年中に登場する際、Dellが同OS搭載端末を提供する可能性があるという。
Reutersの米国時間6月21日付けの記事によると、Dellで中国および南アジア地区担当プレジデントを務めるAmit Midha氏は、Googleの「Android」やChrome OSのような新しい技術の採用において、同社は「主導的な立場にある企業の1社になりたい」と述べたという。DellがAndroidに関心を示していることは以前から報じられているが、これまでのところ同社は、Chrome OSを用いた実験のみを実施し、Chrome OSをベースとした製品のリリース計画を発表する手前の段階で停止している。
Midha氏は、コメントとともにこのような計画を発表したわけではないが、しかし同氏の言葉からは、DellがChrome OS搭載ネットブックの開発を望んでいることが強くうかがえる。Dellは、Acer、Hewlett-Packard(HP)、Lenovo、東芝などの同社の競合企業が名を連ねる、GoogleのChrome OSページのChrome OS公式サポート企業には含まれていない。
Googleは、Chrome OS搭載ネットブックは2010年末に発売予定であると述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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