日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は6月17日、個人向けPCの2010年夏モデルとしてデスクトップPC 7シリーズとノートPC 2シリーズ、液晶ディスプレイ8機種を発売開始した。今回発表した新製品全シリーズで、最新のMicrosoft Office 2010を搭載もしくは選択が可能だ。
2010年夏モデルのデスクトップPC「HP Pavilion Desktop PC」は、7シリーズをラインアップ。オンラインゲームのベータ版IDを同梱するモデルなど、エンターテインメント機能を強化した。
フラッグシップモデルとなる「HPEシリーズ」では新たに6コアプロセッサのAMD Phenom II X6を採用し、グラフィックスも高性能なRadeon HD 5770/HD5570の選択が可能となっている。価格は5万5860円から。
「HPE-290jpシリーズ」には「ファイナルファンタジー XIV」のWindows版βテストに参加できるIDを同梱した「ファイナルファンタジー XIV 冒険Ready PCキャンペーンモデル」を用意。1000台限定で発売される。HP Directplus価格は16万4430円から。
そのほか、ミニタワー型PCの「p6000シリーズ」として最小構成2万円台からのバリューモデルやインテルのCore i7を搭載するハイパフォーマンスモデルまでを幅広くラインアップ。新デザインの「ガンクロームグレー」をフロントベゼルに採用した「p6595jp」(6万円前後〜)も用意されている。
ノートPC「HP Pavilion Notebook PC」シリーズの夏モデルは、HD動画の再生支援機能に対応したグラフィックスを備えたモバイルPCやタッチ対応モデルを追加。
17.3インチワイド液晶を搭載するフラッグシップの「dv7/CT 夏モデル」、11.6インチワイド液晶搭載モバイル「dm1a 夏モデル」をラインアップした。
dv7/CTではOffice Personal 2010/Home and Business 2010が選択でき、dm1aの量販店モデルにはOffice Personal 2010を標準搭載している。
また、6月8日に発表した15.6インチワイド液晶搭載機種「dv6p夏モデル」にタッチ操作対応モデルとOffice Personal 2010プリインストールモデル、「HP G62 Notebook PC夏モデル」にOffice Personal 2010プリインストールしたモデルを追加するなど、幅広いニーズに対応するラインアップとなっている。
発売日と価格は、HP Directplus取扱いモデルのdv7/CTが6月18日で9万9960円から、dm1aが7月上旬で7万9800円から。量販店取扱いモデルのdm1aが同日発売で実売6万円前後から。量販店取扱いモデルのOffice Personal 2010プリインストール機種に関しては、dv6pが6月24日で実売14万円前後、G62が実売10万円前後になる見込みだ。
液晶ディスプレイも、ラインアップを一新。コストパフォーマンスに優れた「メインストリームモニター」として「HP 1910m」「HP 2010f」「HP 2210m」「HP 2310m」「HP x20LED」の5機種、フルHD対応パネルを搭載する「プレミアムモニター」として「HP 2310e」「HP 2710m」の2機種、「マルチタッチ対応モニター」として「HP 2310t」1機種をラインアップした。
発売日はHP 2310eが7月上旬、HP 2310mとHP 2710mが7月中旬で、その他の機種については同日より発売を開始している。同社直販サイトでの価格は1万500円〜5万9850円だ。
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