携帯電話を使ったASP型の販促サービス「P+KACHIシステム」を提供するピーカチが、クーポン付きレストラン情報サイト「ピーカチ.com」ベータ版を公開した。
ピーカチ.comは、店舗側の登録無料のレストラン情報サイト。ユーザーは都道府県やキーワード、予算などを設定して店舗を検索できるほか、店舗の提供する「プレミアクーポン」を提携するポイントサービスのポイントと交換して入手できる。現在GMOインターネットのリサーチサービス「infoQ」にのみ対応するが、今後は提携するサービスを増やしていく予定。
P+KACHIシステムでは、導入店舗にQRコード入りのショップカードを置き、店舗向けのサイトでの会員(ファン)登録を促す。会員はショップカードにプリントされたシリアルナンバーを登録してポイントを蓄積したり、店舗が配信するメールでクーポンなどを得たりできる。導入企業は約450社、会員数は148万人に上る。
ピーカチ.comでは、店舗の「ファン数」や再来店(リピート)したファン会員数を示す「リピーター数」を公開しているのが特徴。これらを元にしたランキングも公開しているため、「いわゆる口コミのレストラン情報サイトでは、どうしても評価が主観的になるが、P+KACHIシステムと連携することで、“再来店”といった客観的な評価で店舗を検索できる」(ピーカチ代表取締役の船橋憲敏氏)という。店舗の登録料は無料だが、ファン数やリピーター数を表示する場合はP+KACHIシステムの導入が必要。また、プレミアクーポンの発行は有料。
ピーカチでは、今夏にもユーザーログイン機能や来店履歴を元にしたレコメンド機能、フラッシュマーケティングの支援機能なども提供していく予定だ。
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