ネイキッドテクノロジーは6月10日、NTTドコモ携帯電話向けのTwitterクライアントアプリ「Twittie」を公開した。利用は無料。
Twittieはネイキッドテクノロジーが開発した携帯電話向け開発プラットフォーム「Colors」を利用したアプリ。タイムラインやダイレクトメッセージ、ユーザー向けに「@」付きで投稿されたツイート、listなどを閲覧できる。独自の画像アップロードサービスを利用しており、アプリ上から直接画像付きのツイートも投稿できる。すでに6月4日にはソフトバンクモバイル版も公開している。
ネイキッドテクノロジーは2006年の設立。約3年をかけて開発したというColorsは、クライアントアプリ、ゲートウェイサーバ、独自開発の拡張言語「XUI(Extensible User Interface、オープンソースソフトウェアのXUIとは異なる)」を組み合わせて提供するソリューション。HTMLにユーザーインターフェースを定義するXUIを組み合わせることで、Flashのようなリッチコンテンツアプリケーションを生成できる。
コンテンツの内容やインターフェースの処理をサーバ側で行うため、クライアントアプリのアップデートなしで機能を拡張できる。そのため、ユーザーの利便性向上や開発時のテスト時間削減などに有効だと説明する。Twittieでも、ソフトバンクモバイル版の公開時点で実装されていなかった画面遷移の機能をドコモ版の公開と同時に実装できたという。ソフトバンクモバイルユーザーはアプリをアップグレードすることなく、この新機能を利用できる。
ネイキッドテクノロジーでは今後、Twitter以外のソーシャルメディアについても閲覧、投稿機能を追加していくという。またニュースや位置情報連動サービスなどさまざまなコンテンツも利用できる統合アプリケーションとして開発を進める。「1つのアプリケーション内でソーシャルメディアやコンテンツに接触し、自身で試し、友人に共有するという流れを作り出したい。これで“暇つぶしコンテンツの1番”を狙う」(ネイキッドテクノロジー代表取締役の菅野龍彦氏)
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