Nokiaは現地時間6月3日、自転車から電力を得る携帯電話用充電器「Nokia Bicycle Charger Kit」を発表した。
この充電器はどんな自転車にも取り付け可能で、自転車のペダルをこぐ動きから電力を得る。ペダルをこぐと前輪の回転によって発電機が回り、ハンドルに固定した充電器に電力が供給される仕組みだ。
Nokiaは、声明で次のように述べた。「充電を始めるには、時速約6キロメートルで走る必要がある。充電時間はバッテリのモデルによって異なるが、時速10キロメートルで10分走れば、約28分の通話または37時間の待ち受けが可能になる。自転車のスピードが速ければ速いほど、バッテリの持続時間は長くなる」
Nokiaによると、この充電器は2mm充電コネクタを備えたNokia製携帯電話ならどれでも使用できるという。
キットには、充電器と発電機のほかに2つの小型ブラケットが付属している。1つは自転車のハンドルバーに取り付けて充電器と携帯電話ホルダを固定するもの、もう1つは自転車のフォーク部分に小型発電機を固定するものだ。
キットの価格は18ドルほどで、2010年末までにNokiaのウェブサイトおよび同社製携帯電話を扱う小売店で発売される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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