インターネットイニシアティブ(IIJ)とAT&Tジャパンは6月1日、AT&Tジャパンの一部事業をIIJに譲渡することで合意したと発表した。AT&Tジャパンが営む事業のうち主にWANサービスをはじめとする国内ネットワークアウトソーシングサービス事業がIIJに譲渡される。
今回の事業譲渡は、米国法人のAT&TジャパンLLCが新設した子会社に、AT&TジャパンLLCとAT&Tジャパン、日本AT&Tの国内ネットワークアウトソーシングサービス事業を承継した上で、9月1日の予定で同新設子会社の全株式をIIJが譲り受け、IIJの100%子会社とする。
譲渡される事業の顧客約1600社も新設子会社にあわせて移管されるが、新設子会社で従来のサービスを継続提供していくとともに、IIJグループのネットワークソリューションサービスも提案していく。同時にIIJの約6500社の顧客には、新設子会社が得意とするWANサービスなどの提供を推進し、またAT&Tジャパンとの連携で国際関連サービスの提供など、顧客のグローバルなニーズにも応えていく。
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