日立、大学向けポータルシステム「UNIPROVE/PT」を提供開始

富永恭子(ロビンソン)2010年06月01日 17時49分
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 日立製作所(日立)は、同社の大学向け情報システムソリューション「IT Solution for Campus」に、「コンシェルジュ」機能を搭載した大学向けポータルシステム「UNIPROVE/PT」をラインアップに加え、6月2日から提供を開始すると発表した。

 UNIPROVE/PTは、学生や教職員が、時間割やウェブ履修登録などの授業関連サービスや、就職および求人情報といった学内のさまざまなシステムで提供されているサービスにアクセスできるポータルシステムを構築する。構築されたポータルサイトでは、学内ユーザーへ一斉に情報配信するお知らせ機能や休講などの情報をリアルタイムに表示する時間割表示機能などの基本的なポータルサイトの機能に加え、学内システム上の情報やサービスへ簡単にナビゲートできるコンシェルジュ機能を提供する。各サービスへのアクセス権限は、ユーザー区分や個人単位でシステム管理者が柔軟に設定できる。

 従来のポータルシステムでは、システム名や各部署へのリンクを羅列表示するだけのものが多く、情報が探しにくいという利用面の問題があった。また、他システムの情報を表示する場合、他システムのデータベースからポータルサイトのデータベースへ表示したい情報をコピーする必要があり、システムの間で情報が二重管理になるといったシステムの運用管理面での課題もあったという。

 UNIPROVE/PTは、探したい情報をキーワード検索やカテゴリ分類で探し出し、利用したいサービスの画面へとすぐに切り替えることができる。また、従来は学生窓口などで入手していた各種申請書や授業資料などを直接ポータルサイトからダウンロードすることも可能だ。

 また、UNIPROVE/PTは、SOAに基づいて構築するため、他社製品を含む既存システムとの連携が可能だという。学籍や履修管理を行う学務情報システムで管理している情報の更新も、ポータルサイトの時間割に自動的に反映できるなど、既存システムとポータルシステム間でデータを二重に持つことなく、既存システムの更新情報をタイムリーに取得し表示する。これにより、システムを運用管理する職員の作業負荷が軽減できるとしている。

 UNIPROVE/PTの提供価格は、個別見積となる。

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