次に、ストーリーの「本体」に取りかかることになる。ここでは以下のような質問を自らに問いかけてもらいたい。
まず、本体部分を構成する各要素ごとに、伝えたいアイデアや鍵となる事実を表したカットを作成する。次にカット間の遷移をスムーズにするためのカット割りを行う。その後、言葉をイメージに描き換えるべきところを見つけ出す(注意:これは視覚化できそうな部分を視覚化するという意味ではない。伝えたい言葉を吟味したうえで、視覚化することで自らストーリーを語りかけてくるようなイメージがあるかどうかを慎重に検討していくという意味である)。そして最後にもう一度、絵コンテの重要なカット毎に、先に挙げた最後の質問を問いかけ、ストーリーがきちんと伝えられていることを確認してほしい。
これで、プレゼンテーションの絵コンテはでき上がりだ。この絵コンテをPowerPointに展開していくのはたやすいことだろう。またさらに重要なことに、このような方法をとることで、漫然とPowerPointを使って作成した今までのようなプレゼンテーションではなく、明快で興味深いストーリーによって構成されたプレゼンテーションを行えるようになるはずだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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