好奇心の“dot”が六本木ヒルズを埋め尽くす--ソニー、共創イベント「dot park」

加納恵(編集部)2010年05月21日 18時18分

 ソニーは、音楽、映画、ゲームコンテンツを結集させたイベント「dot park(ドット・パーク)」を、5月21〜25日に東京・六本木ヒルズアリーナで開催している入場は無料。

 ドット・パークは、ソニーが提供する様々なジャンルの3D映像を体感できるほか、ライブやインスタレーション、ワークショップなどが組み込まれた共創イベント。ソニーのブランドメッセージである「“make.believe”(メイク・ドット・ビリーブ)」を冠し、好奇心をテーマに据えた「“make.believe”好奇心活性化プロジェクト」として開催された。

 オープニングセレモニーには、ソニーコンピュータサイエンス研究所 シニアリサーチャーの茂木健一郎氏が登場。「人間の脳には限界がなく、脳の可能性を伸ばしてくれるのは好奇心である。携帯電話やパソコンなど、我々が使用している様々な文明の利器も、好奇心があるから作れた」と好奇心と脳の関係についてスピーチした。

  • 会期中、六本木ヒルズアリーナではライブやトークショーなど、数多くのイベントが開催される

  • オープニングセレモニーに登場したソニーコンピュータサイエンス研究所 シニアリサーチャーの茂木健一郎氏

  • オープンニングセレモニーでも、3D映像が上映され、来場者には3Dメガネが貸し出された

 ステージが設けられた六本木ヒルズアリーナで、3D映画「バイオハザードIV アフターライフ」の監督ポール・アンダーソン氏によるトークセッションや、アーティスト西野カナさんによる3Dライブなど数多くのイベントを実施。さらに、ヒルサイドの2階に「dot 3D cafe」、毛利庭園に「dot art」を設けるなど、六本木ヒルズ内に会場が点在している。

 毛利庭園を含む4カ所に展開されるdot artは、dotをモチーフにしたインスタレーション。大巻伸嗣氏、生意気、EXONEMO、遠藤一郎氏らが参加している。また、dotをモチーフにした黒い球体を数多く設置。「呼びかけ」と言われるメッセージが書かれているほか、穴が開いていたり、思わぬ場所に置いてあったりと好奇心を刺激する仕掛けが会場全体に施されている。

  • 「dot 3D cafe」内では、ゲーム「グランツーリスモ」の3D版が参考展示されていた

  • 映画、ゲーム、スポーツ、ドキュメンタリーなど、ジャンル別の3D映像も視聴できる

  • 会場内には黒い球体がいくつも設置されている。それぞれのドットには、穴があいていたり、来場者への「呼びかけ」などが書かれていたりする

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