Skypeが、新たに2人の上級幹部を迎える。
同社はこのほど、新しい最高法務および規制責任者に3ComのNeal Goldman氏を、最高マーケティング責任者にmig33のDoug Bewsher氏を迎え入れた。両氏はSkypeの最高経営責任者(CEO)Josh Silverman氏の直属となり、6月からルクセンブルクの本社に勤務する予定となっている。
Goldman氏のポストは新設されたものだ。現在、法務担当のバイスプレジデントを務めるRobert Miller氏は、引き続き現在の職務にあたるとSilverman氏は述べている。
Goldman氏は、最近Hewlett-Packard(HP)に買収された3Comからの移籍となる。3Comでは、エグゼクティブバイスプレジデントと最高法務および総務責任者を務め、同社の知的財産プログラムの管理などを行っていた。25年前にData GeneralでそのキャリアをスタートさせたGoldman氏は、3Comへの入社以前には、Lotus Developmentで法務顧問などを務めている。
「企業の法務管理、知的財産、そして内部経営というユニークなリーダーシップの経歴を持つNeal(Goldman氏)は、Skypeにとって確実に力になる」とSilverman氏は述べている。
一方、新たな最高マーケティング責任者に就任するBewsher氏は、全世界のSkypeブランドを管理するほか、顧客に直接結びつく地域市場での活動を指揮する。さらに同氏は、ソーシャルネットワークなどのウェブツールを活用して口コミを創出するバイラルマーケティングにも注力すると、Silverman氏は述べている。
Bewsher氏は、モバイル向けオンラインコミュニティーのmig33からの移籍となる。同氏はmig33で最高マーケティング責任者を務めていた。Skypeによると、同氏の世界的なマーケティング戦略により、mig33の登録ユーザー数は約4000万人に倍増し、売り上げは5倍に跳ね上がったという。Skypeと同様、mig33はローカルでも国際でも安価で通話できるVoIP市場に進出している。
mig33に入社する以前、Bewsher氏はデジタル広告代理店のPublicis ModemやVodafoneなど、さまざまな企業でマーケティングを担当していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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