エイサー、「Chrome OS」搭載デバイスをCOMPUTEXで発表するとの報道を否定

文:Erica Ogg(CNET News) 翻訳校正:編集部2010年05月18日 11時47分
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 大手PCメーカーがGoogleのOSを採用するのは、もう少し先のことになりそうだ。

 VentureBeatは先週、Acerが台湾で開催されるIT見本市COMPUTEX TAIPEIで「Chrome OS」搭載デバイスを披露する予定だと報じ、複数の情報筋を引用した。この報道はAcer会長の2009年12月の発言と合致しているように思えた。しかし、Acerは現地時間2010年5月17日、この報道を否定した。

 Acerは声明を発表し、「そのような製品に対する短期的な計画はない」と述べ、「もちろん、Acerは弊社製品の全体的な体験を向上させる全ての製品およびサービスに関心を抱いている。そして、当然ながら、Google Chromeの開発と進展、Googleの全体的な製品戦略の展開は非常に注意深く追跡していくつもりだ」と付け加えた。

 この声明の語調は、Acerが自らを先の報道からできるだけ遠ざけようと必死に努力しているような印象を与える。VentureBeatの情報筋が間違っていたというのなら、それは理解できる。しかし、AcerがChrome OSとGoogle全体の「開発と進展を追跡している」と話すにとどめたことは、少し不誠実なように思える。Acerは、Googleがモバイルデバイス向けの同OSを開発するのを支援している企業の1社なので、単に開発を追跡する以上のことをしているのだ。そして、ほんの6カ月前には、Acerの会長であるJ.T. Wang氏が、同社はChrome OS搭載デバイスを発売する最初の企業になると豪語していた。今回の声明が意味するのは、AcerはもはやChrome搭載デバイスを最初に発売することを目指していない、ということなのかもしれない。

 いずれにせよ、Googleは、Chrome OSが消費者向けデバイスに搭載できる段階に達するのは2010年後半のことだ、と繰り返し述べている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

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