Facebook、「Facebook Connect」ブランドを廃止へ--「Open Graph」を受けて

文:Caroline McCarthy(CNET News) 翻訳校正:編集部2010年04月22日 11時26分
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 サンフランシスコ発--Facebookは、当地で開催のF8開発者カンファレンスにおける「Open Graph」製品スイートに関する発表の一環として、同社が2008年開催だった前回のF8で発表したスタンドアロンの「Facebook Connect」製品を廃止する予定だ。

 「われわれは実質的に、Facebook Connectブランドを廃止する予定だ」と最高経営責任者(CEO)であるMark Zuckerberg氏は基調講演後の記者会見で述べた。「『Connect』という名称ではユーザーに正確な内容が伝わらないとわれわれは判断した」

 Facebookのプラットフォーム製品担当ディレクターであるBret Taylor氏は、「Facebook Connectは、単に外部のウェブサイトでFacebookのログインを機能させる取り組みだったが、基礎をなすフレームワークは同じだ」とTaylor氏は話した。「(Connectとの)区別において、開発者の間に混乱が生じていた」(Taylor氏)

 Facebookは、ユーザーログインで初めてオープンソースの「OAuth」認証規格を採用する。しかし、外部のサイトからFacebookアカウントにログインする機能は、Open Graphパッケージのわずか一部でしかない。ワンクリックでFacebookに接続する「Like」ボタン、ユーザーのFacebookでの友達やアクティビティをサードパーティーサイトで利用可能にするより多くの「ソーシャルプラグイン」、ライブチャットのほかこれらの機能を集約したツールバーに外部サイトからアクセスできるようになる。

 Facebookは製品の「後続」、すなわち新しい製品を公開し、その後で問題がある、あるいは上手くいっていないと同社が判断したほかの機能を削除する行為について、一貫して弁解しない態度をとっている。Facebook Connectは誰の目から見ても大きな成功を収めていた。8万件以上のパートナーサイトが同製品を実装し、Facebookの4億人以上の登録ユーザーのうち、4分の1のユーザーが同製品を使ってサードパーティーサイトへログインしていた。しかし、Open Graphが発表されたことで、当初の形態のConnectは多かれ少なかれいささか過去のものになってしまった。

 ログイン機能は現時点で、Facebookのウェブ支配計画におけるほんの一部でしかない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ

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