Intelは北京で現地時間4月14日、家庭用タブレット向けの「Atom」プロセッサの計画を発表した。
IntelのEmbedded and Communications Groupのコーポレートバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーDoug Davis氏は、Intel Developer Forum 2010 Beijingで講演し、「Tunnel Creek」という開発コード名の次世代Atomプロセッサの存在を明らかにした。同プロセッサは、家庭用タブレットや車載用インフォテインメントシステムをターゲットにしている。
Tunnel CreekはIntelのシステムオンチップ(SoC)のAtom設計「Moorestown」をベースにしており、Atomコア、メモリコントローラ、グラフィックスエンジン、ビデオエンジンが統合されている。このチップはさまざまなデバイスで使用できるように設計されており、それらのデバイスには、チップセットと呼ばれるIntel製の付随チップを使用しないものも含まれているという。
この新しいAtomチップは、強化されたグラフィックス機能も備えている。そのため、例えば車載用インフォテインメントシステムの場合だと、前部座席のディスプレイで3Dマップ機能を利用し、同時に後部座席で高度なゲームグラフィックスを表示するといったことが可能になる、とIntelは言う。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。原文へ
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