インターネットイニシアティブ(IIJ)は4月12日、サーバ証明書の取得に必要な一連の作業を代行する「IIJサーバ証明書管理サービス」の品目に、3種類の証明書を追加した。
IIJサーバ証明書管理サービスは、サーバ取得時に必要となるCertificate Signing Request(CSR)の生成や、証明書発行機関への申請作業を代行するもの。IIJのホスティングサービスを併せて利用するユーザーに対しては、サーバへの証明書インストール作業も代行する。
今回新たに追加したのは、日本ベリサインが提供する「セキュア・サーバID EV」「グローバル・サーバID EV」と、GMOグローバルサインが提供する「クイック認証SSL」の3品目。日本ベリサインの証明書は、従来よりも厳格な認証がなされるという。また、導入されたサイトにアクセスするとブラウザのアドレスバーが緑色に変化するため、ユーザーはより視覚的にサイトの正当性を確認できるとのこと。一方、クイック認証SSLは従来の証明書と比較して審査フローが簡素化されており、短期間で安価に証明書を導入できる。
品目の追加により、より手軽にサーバ証明書を取得したい企業から、厳格なサーバ証明書を取得することでセキュリティを強化したい企業まで、あらゆるニーズに対応することが可能となったとIIJでは説明している。今後は、IIJのクラウドサービス「IIJ GIO」においてもサーバ証明書の提供メニューを拡充する考えだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果