デジタルカメラで撮影した画像を、手軽に保存できる製品として人気を集めているデジタルフォトフレーム。中には通信機能を備え、ネット経由で画像を取得できる高機能モデルもある。高画質化という正統な進化を見せる一方で、ネット対応やコンパクト化、デザインまで、さまざまな切り口で商品を展開する“ヒット商品”の注目機種を紹介する。
デジタルフォトフレームの最大の役割は写真を見せることだ。その基本性能をよりブラッシュアップしたモデルが登場している。
ソニーの「S-Frame DPF-X75」は、黒の表現力を向上させたTruBlackディスプレイを採用。ガラス面に映り込みを抑えるコーティング処理を施し、見やすい高画質を実現しているという。さらに広視野角液晶パネルを搭載することで、視認性も高めた。液晶サイズは7型。約2Gバイトの内蔵メモリを備え、メモリースティック、SDカード、マルチメディアカードなどに対応するマルチカードスロットを内蔵する。
2000対1の高コントラストを実現し、「見る楽しみ」を提案する富士フイルムの「DP-1020SH」。10.2型の大画面液晶は、シャープ製の「新モード液晶」を採用している。深みのある黒で鮮やかなデジタル写真を再生するとのこと。表面にはアンチグレア処理を施している。2Gバイトの内蔵メモリと2つのカードスロットを備える。
テレビを中心に新製品が投入されている3Dだが、デジタルフォトフレームの3Dモデルも富士フイルムから登場している。「FinePix REAL 3D V1」は、裸眼のまま立体映像が見られる3Dビューワで、3Dデジタルカメラ「FinePix REAL 3D W1」で撮影した3D映像を再現できる。液晶サイズは8型。2D/3Dの切り替え表示も可能だ。
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