JVC・ケンウッド・ホールディングスの子会社である日本ビクターの新社長に、旧日本ポラロイド(現フロントランナー)の社長である伊藤裕太氏が就任することが決まった。これは3月26日に開催された取締役会、株主総会で決定されたもの。4月1日付けで就任する。
伊藤氏は1955年生まれ。1979年に早稲田大学政治経済学部を卒業後、パイオニアに入社。その後アップルコンピュータ(現アップルジャパン)のデベロッパマーケティング部長、ディズニーインタラクティブジャパンの日本代表、エキサイトの代表/ゼネラルマネージャーなどを経て、2004年に日本ポラロイドに入社。2004年から代表取締役社長を務めている。2009年に旧日本ポラロイドの全株式をMBOで取得している。この3月末に同職を退任し、非常勤取締役に就く予定だ。
日本ビクターの代表取締役は、JVC・ケンウッド・ホールディングス代表取締役会長兼社長である河原春郎氏が兼任していた。同社では、今回の新社長就任で業績改善、ビクター復活に向けて全力で取り組むとしている。
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