カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は3月25日、音楽・映像系のパッケージソフト販売大手のHMVジャパンの事業を取得することで基本合意書を締結したと発表した。
これはHMVジャパンと大和証券エスエムビーシープリンシパル・インベストメンツが合意し締結に至ったもの。6月末日に最終契約を締結する予定だ。
CCCでは、HMVジャパンが持つ音楽・映像系のパッケージソフトの専門小売業者としての顧客基盤、ブランド、事業ノウハウとEC事業を評価しており、CCCの3400万人超の会員基盤と約1400店のリアル店舗ネットワークと掛け合わせることで、相互利用・機能補完できるとしている。
今回の事業取得は、これらのビジネスプラットフォームを整えることで、音楽映像ソフト販売市場を活性化させることが目的としている。
HMVジャパンは1990年設立で、総資産は187億5100万円。2009年にHMVジャパンIPと合併し、HMV Retail Limitedから日本事業の事業譲り受けを行っている。CCCでは、HMVブランドは存続発展させるとしている。
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