「書く」「調べる」「記録する」は脱アナログ--デジタル文房具を使いこなせ

　会議や打ち合わせの記録、ちょっと思いついたアイデアまで、デジタルで保存しておけば、検索や共有が簡単だ。ここでは新たな文房具として注目されるデジタルの文字入力ツールと、多機能になり、利用法が拡大された電子辞書、ICレコーダーなど、「書く」「調べる」「記録する」をデジタル化できるツールを紹介する。 　デジタルの文字入力ツールと聞くと「ワードプロセッサ」のようなサイズで、起動に時間のかかるツールを思い浮かべてしまうかもしれない。しかし最近では、ペンで書いた情報がそのままデジタル化されたり、コンパクトに持ち運べたりするツールが登場している。 　写真はキングジムから発売されている「ポメラ DM20」。電源オンから約2秒という起動スピードや、文字入力に特化したという形状はそのままに、5インチ液晶や86Mバイトの内蔵メモリを採用した。通信機能は備えていないが、テキストをQRコードに変換（3200文字まで）し、携帯電話との連携が可能だ。 ポメラ DM20（キングジム） ●本体サイズ：高さ33mm×幅100mm×奥行き145mm（折りたたみ時） ●重量：約370g（乾電池別） ●電源：単4乾電池×2本、ボタン電池 ●価格：3万4650円