今回、新たに複数の企業との連携サービスが発表された。まず、ソニーのVAIOに、VAIO用にカスタマイズしたEvernoteの日本語版をプリインストールする予定だ。VAIOに搭載するウェブカメラ「Motion Eye」に対応したもので、撮影したスナップショットをEvernoteに記録できる「ウェブカムノート機能」を搭載した。ソニーによれば、バンドル時期は未定だが、夏モデルをめどに順次提供したいとしている。
インフォテリアは、iPhone用カレンダーアプリケーション「TwitCal(ツイットカル)」を近日に正式対応することを明らかにした。Evernoteに保存されたメモや画像データから日付や時刻、場所などのスケジュール情報を自動的に抽出し、TeitCalに登録する機能を持たせるとのことだ。
キヤノンマーケティングジャパンは、2009年10月に発売したドキュメントスキャナー「imageFORMULA(イメージフォーミュラ)DR-150」のMac OS対応版を4月にリリースする。また、同時にEvernoteとの連携機能も追加し、ワンタッチで取り込んだドキュメントをEvernoteに送信できる。
このほかにも、NTTドコモはこの春に発売予定のスマートフォンXperiaにEvernote日本語版をプリインストールする。また、アイファイジャパンは、Eye-Fiカードの購入者にEvetnoteのプレミアム会員1年分をプレゼントするキャンペーンを開催。
これらの連携の背景には、各社の開発者や意志決定者らが早くからEvernoteのファンだったことが大きいようだ。日本語化により、Evernoteとプロダクトとの連携はさらに広がると見られる。
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