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今度はしゃべるVOCALOID、ヤマハが新音声エンジンを開発

永井美智子(編集部)2010年02月25日 16時32分
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 ヤマハは2月25日、歌声合成ソフト「VOCALOID(ヴォーカロイド)」の合成エンジンソフトを進化させ、歌うだけでなくしゃべることも可能にしたと発表した。「VOCALOID- flex(ヴォーカロイド フレックス)」という名称で提供する。

 VOCALOIDは、歌詞とメロディーを入力することで楽曲のボーカルパートが制作できるソフト。クリプトン・フューチャー・メディアの「初音ミク」やインターネットの「がくっぽいど」などで採用されている。

 VOCALOID-flexでは、歌声に比べて音の細かな変化が要求されるしゃべり声を実現するため、新たに音素などの音の構成や長さ、音の高さや強さを細かく編集できるようにした。これにより、人間に近い発話ができ、細かいニュアンスや方言などのアクセント、イントネーションもつけられるという。

 なお、VOCALOID-flexでは音声ライブラリに新しい音素材を追加する必要がなく、既存のライブラリがそのまま使えるとのことだ。

 ヤマハでは音声合成ビジネスをしたい企業向けに、順次VOCALOID-flexをライセンス提供していく。第1弾として、コナミデジタルエンタテインメントが4月29日に発売する予定の「METAL GEAR SOLID PEACE WALKER(メタルギア ソリッド ピースウォーカー)」において、登場キャラクターの音声制作ツールとして採用されている。今後は映画やアニメーションなどのアフレコや、ロボットの発話、工場などでのアラート音声で使われるのではないかとしている。

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