NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は2月24日、ウェブアクセスの最適化を図る負荷分散装置「Webアクセスシェイパ」を携帯電話に対応させたと発表した。「Webアクセスシェイパ3.0」として、3月より販売する。
Webアクセスシェイパは、NTT未来ねっと研究所が開発した技術を元にしている。ECサイトのセール期間や災害などの大きな出来事があった際に起こる、一時的なアクセス集中による負荷を分散し、セッションが途中で落ちるといった弊害を妨ぐ。
URL別にリソースを分配してつながらないURLをなくすほか、購入段階にある顧客など、ユーザーの操作状況に応じて接続の優先度を設定できる。また、設定した秒数以内にページを表示できない場合には、画面上に整理券を発行して順番に接続するようにし、ユーザーのイライラを軽減する。
ネットワークアプライアンスとして販売し、3月末より出荷する。価格は1台420万円となっている。
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