KDDI研究所は2月23日、ブログ記事などの価値を算定する「ブログマーケット」を公開した。実験サービスで、提供期間は3月31日まで。
国立情報学研究所、三菱総合研究所の協力を得て、経済モデルを使って記事の時価を定量的に評価したという。閲覧、評価、投稿といったユーザーの行動ログをもとに、記事に対するニーズを計測。投稿記事の内容を解析して、記事の希少性を評価する。その後、記事の需給バランスにより時価を算定するとのことだ。
ユーザーはまずブログマーケットに会員登録し、その上で記事を投稿する。その投稿の価値が高いと判断された場合は多くのポイントがもらえ、貯まったポイントは景品と交換できるという。また、他の人の投稿をまとめた「スクラップブック」を作ってポイントを貯めることも可能だ。
会員登録には携帯電話のメールアドレスが必要。KDDI研究所ではブログマーケットを通じて時価の測定精度や利用者の行動を分析し、新しいサービスへ応用したいとしている。
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