NECビッグローブ(BIGLOBE)は2月16日、メール情報漏洩対策として「メール保管・監査」を中小企業向けに提供すると発表した。メール保管・監査は、同社が提供する「BIGLOBEメールアウトソーシングサービス」のメニューだ。
今回のサービスは、エアーが開発、販売するメール情報漏洩対策ソフト「WISE Audit」を、BIGLOBEのSaaS基盤上から提供する。日本版SOX法に対応したメールの長期保存、監視・監査といった機能を用意しており、BIGLOBEが既存メールシステムとの連携や設定、運用までを支援する。
BIGLOBEは、これまで3000人以上の大規模企業向けにメール保管・監査を提供していた。今回、エアーとの提携で従来比10分の1の価格、20分の1の期間で導入できるようになり、中小企業向けにも提供することになったとしている。
メール保管・監査の価格はユーザー数100人、保存期間1年で初期費用6万6780円(ユーザー数50人以下で3万2300円)、月額3万7800円(同1万9000円)。メール保管のみで初期費用6万6780円(同3万2300円)、月額2万6460円(同1万3300円)。メール監査のみで初期費用1万2600円(同6500円)、月額2万2680円(同1万1400円)となる。
このほか、メール本文や添付ファイルを自動的に暗号化する「メール自動暗号化」を提供する。ユーザー数100人で初期費用2730円(ユーザー数50人以下で1300円)、月額1万1445円(同5700円)で利用できる。
BIGLOBEは今後3年間、BIGLOBEメールアウトソーシングサービス全体で売り上げ10億円、700社の導入を目指す。
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