27インチ「iMac」で度重なるトラブルに見舞われている顧客を対象に、Appleはある程度の埋め合わせをする覚悟を決めたようである。
Gizmodoの報道によれば、複数の読者が、故障した27インチiMacを返品しなければならなくなった代償として、15%の現金払い戻しを受けたという。ひびが入っている、画面がちらつく、画面の色が黄色がかっている、といった問題のある27インチiMacを受け取ったユーザーが不満を訴えていることは、さまざまなメディアが報じている。顧客に約300ドル(対象が2000ドルのモデルと仮定)を払い戻したということは、間違いなく、Appleが問題を認めた、あるいは顧客に不便を強いたことを謝罪したような印象を与える。
さらに、Gizmodoによると、払い戻しを受け取った米国内の読者は、iMacで複数の問題に見舞われたユーザーだったという。従って、新しいポリシーが、欠陥のあるiMacの顧客全員に適用されるのか、それとも、Macの顧客サポートと何度もやりとりをした顧客だけに適用されるのかは不明だ。
更新情報:Appleは、米国時間2月2日に掲載されたWall Street Journal(WSJ)の記事の中で、iMacの問題に言及した。Appleの広報担当はWSJに対し、iMacの製造は続いており、「その一方で、Appleは画面のちらつきや黄色がかったディスプレイといった問題を修正した」と述べた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。 原文へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス