Googleは米国時間2月1日、第1回目の「Google Focused Research Awards」開催を発表した。同社に利益をもたらし、願わくば研究活動全体に利益をもたらす可能性のあるプロジェクトに取り組む複数の幸運な大学教授に、570万ドルの助成金を支給する。
助成金の対象となるのは、Googleが関心を持つ4つの分野。機械学習、携帯電話を利用しての公衆衛生や環境に関する情報収集、エネルギー効率の高いコンピューティング、プライバシーだ。Googleによれば、同社はこれまでもこれらの分野へ投資してきたが、まだまだすべきことが残っているので、さらなる研究奨励に取り組んでいるのだという。
第1ラウンドの支援では、Googleは10大学の31人の教授が率いる12のプロジェクトに、それぞれ助成金を支給する。今回の支援では、2〜3年間の研究費用を賄う助成金を支給するほか、教授たちにGoogleのツールや専門知識へのアクセスも提供する。
先述した4分野で、以下の教授が2010年の助成金獲得者に指名された。
Google Focused Research Awardsは、学術界における研究を奨励する同社の最新の取り組みである。2009年に立ち上げられたGoogleの「Fellowship Program」では、コンピュータテクノロジを学ぶ前途有望な大学院生に授業料や大学費用を支給する。「Google Visiting Faculty Program」では、同社のキャンパスを視察し、Googleの主要なテクノロジチームと共同で作業する教育者を迎え入れている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。 原文へ
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